ホーム > 書籍情報 > 歴史ポケット新聞 > ポケスポ立ち読み > 【プロレス】三冠×IWGP ダブルタイトルマッチ実現! [平成17年]

ポケスポ 立ち読み

平成17(2005)年2月20日

三冠×IWGP ダブルタイトルマッチ実現!
【東京本社】
◆新日本◎IWGPヘビー&三冠ヘビーダブルタイトルマッチ◎2月20日◎両国国技館
○三冠ヘビー級王者・小島(59分45秒、KO)IWGPヘビー級王者・天山●


 かつての名コンビ、天山広吉と小島聡の“テンコジ”が新日本、全日本とたもとを分かち、両団体を背負った大一番。ドームクラスの好カードが2月20日、新日本の両国大会で実現した。
 両者の意地とプライドが激しくぶつかり合った試合は中盤、天山がTTD、アナコンダバイス、振りほどかれるとバックブリーカーから投げ捨て、トップロープからダイビングへッドバットで勝負に出た。しかし、これをかわした小島はドラゴンスクリューから足4の字。さらにレッグブリーカーから延髄斬り。コーナーに昇るところを天山につかまり、パワーボムでマットにたたきつけられて、ダイビングヘッドバットの餌食となるが、天山のダメージも大きく、両者ダウン。立ち上がるとカウント2.5の応酬で、最後は気力を振り絞った小島がパワーボム。フォールを跳ね返したIWGP王者だったが、三冠王者の「立てよ!」のアピールにも、立ち上がる余力は残っておらず、壮絶な死闘は60分を15秒残したところでピリオド。小島のKO勝ちが宣せられ、立ち上がれない天山は病院へ直行した。
 試合後、「オレが全日本の小島聡だ」と力強くアピールした“四冠”王者は、IWGPのベルトを放り投げ、リングを降りた。これに激怒した新日本勢は、控室まで追いかけて乱闘となった。

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